MSは特設テントでスマートディスプレイを展示 米ラスベガス(ネバダ州)にて開催中のCOMDEX/Fall 2002にて、マイクロソフトはスマートディスプレイ(Windows powered Smart Displays)の展示を屋外の特設テントで行っている。
ここではパートナー企業のViewSonicのスマートディスプレイ「Airpanel V110(10インチ)」「Airpanel V150(15インチ)」を実際に体験できる。
スマートディスプレイは、Windows XPベースのタッチスクリーンモニタだ。基本的にはWindows XPと同じくメールソフトやWebブラウザ、Officeスイート等を使うことができる。今月7日に発売開始されたTablet PCに似た形だが、コンセプトもOSもスペックも価格もまったく異なる。Tablet PCがハイスペックでオフィスユースを目的にしているのに対し、スマートディスプレイではキッチンでレシピをダウンロードしたり、家族でデジタルアルバムを共有するなどホームユースが目的だ。
とはいえ、XPが単にタッチスクリーンになっただけというのが正直な印象で、家族みんなで使うようすがイメージできない。マイクロソフトの開発担当スタッフに話を聞くと、「スマートディスプレイの最終ゴールは、家庭のリソースをすべて集約して制御すること」だという。スマートディスプレイ専用のWebサービスやアプリケーション、Xboxや他デバイスとのリンケージ、果ては家電の制御等も当然、視野に入っているようだ。
ViewSonicのスマートディスプレイ「Airpanel」はシンプルなデザインで、ボタンひとつで起動する。必要であればワイヤレスおよびUSB接続のキーボードやマウスも使える。また、802.11bのワイヤレス接続に対応しており、ドックから取り外して家中どこででも使える。米国では2003年の1月8日に発売されることが決まっている。
ViewSonicのほか、スマートディスプレイを開発中のパートナー企業として富士通、NEC、Philips、Tatung、TriGem、LG電子などが名を連ねており、同じく特設テントで各社のモックアップを見ることができる。 特集:COMDEX/Fall 2002 [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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