ノキアがBluetoothを使った車内通話キット「CARK-112」を展示携帯電話メーカーのノキアブースでは、Bluetoothに対応した製品が展示されている
米ラスベガス(ネバダ州)にて開催中のCOMDEX/Fall 2002にて、携帯電話メーカーのノキア(NOKIA)はBluetoothに対応した製品を展示している。
ノキアの「CARK-112 Wireless Car Kit」は、Buluetoothを利用して自動車内での通話をハンズフリーで可能にするものだ。最近は、自動車メーカーのGMなどでもビルト・インでBluetoothの通話機能を備えた車が登場しつつあるが、このキットとBluetooth搭載の携帯電話があれば、ヘッドセットやスタンドも不要だ。
デモでは、このキット(車内のオーディオシステムに接続してある)とBluetooth搭載の「NOKIA 6310i」を使用した。まず「NOKIA 6310i」で、Bluetoothのアクセスポイントを車内の「CARK-112」に設定する。車内は、オーディオのスイッチが入り音楽が大音量でかかっている状態だ。別のスタッフが「NOKIA 6310i」に電話をかけると、自動的に車内のオーディオの音楽が止み、同じスピーカーを通してクリアな音声が聞こえてくる。
Bluetoothヘッドセットは小型化競争
ノキアの「HDW-2 Wireless Headset」は、Bluetoothのヘッドセットだ。「NOKIA 6310i」のようなBluetooth搭載の携帯電話と一緒に使ってハンズフリーで会話する。米国ではヘッドセットを付けて会話している姿はわりと日常的に見かける。昨年のCOMDEXでもソニーエリクソンなどがBluetooth搭載のヘッドセットを発表して話題になっていたが、今年は一段とスタイリッシュになり小型化が進んだ。もはやこれまでのように口元までマイクが伸びているようなことはない。ノキアの「HDW-2 Wireless Headset」も、こめかみまでの大きさだ。
しかし会場では、「世界最小最軽量」を豪語するBluetoothヘッドセットを見つけた。それがデンマーク企業のNextlinkの「BlueSpoon」だ。これは補聴器を一回り大きくしたようなヘッドセットで、大き目のイヤリングといった感じだ。重さは9.85グラムでまさに世界最小最軽量だ。
この製品はDspfactoryの「BelaSigna200」というオーディオチップを採用している。昆虫のようなデザインも斬新だ。2つの音量ボタンは昆虫の羽根のようにカラーリングされている。バッテリーチャージには専用のチャージャを使うが、これも玩具のように遊び心のあるデザインとなっている。フルチャージで5.5時間通話可能というのも特筆事項だ。
特集:COMDEX/Fall 2002 [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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