ニュース 2002年12月5日 02:15 PM 更新

MIS、公衆無線LAN「Genuine」を休止へ

モバイルインターネットサービスは12月5日、公衆無線LANサービス「Genuine」を休止することを明らかにした。12月下旬をメドにサービスを一時休止、ビジネスモデルの再検討に入る

 モバイルインターネットサービス(MIS)は12月5日、公衆無線LANサービス(いわゆるホットスポット)「Genuine」を休止することを明らかにした。新規ユーザーの受け付けを停止し、12月下旬をメドにサービスを一時休止、ビジネスモデルの再検討に入る。

 Genuineは、IEEE 802.11b無線LANを使い、屋内はもとより、屋外でも最大11Mbpsのインターネット接続を利用できるサービスとして今年4月に登場した。モバイルIPを使ったハンドオーバー機能により、移動中でもインターネットを利用できるのが特徴で、現在は、都内を中心に約250の基地局が稼働している。

 しかしながら、ユーザー数は思うように伸びず、同時に極めて低い稼働率の基地局も多いことなどから、エリア選定を根本的に見直す必要が生じてきたという。同社はユーザー数を公表していないが、一部報道などでは1300人程度とされている。ユーザー数の低迷はエリアの拡大を阻害する要因に繋がり、悪循環となっていた。

 このため、同社では「現在の限定されたサービスエリアでは、弊社の目指す“いつでも、どこでも、だれでも”という真のインターネットサービスを多くのユーザーが満足する形で提供することは困難」(同社)と判断。サービスを休止し、ビジネスモデルを再構築したうえで再参入を図る方針だ。休止期限は設定していないが、「稼働基地局数を限定した一部エリアを使って携帯型IP電話などの技術的実証実験を行い、再開に備える」。

 Genuine加入者は発行済みのアカウントを使い、実証実験エリアで引き続きサービスを利用できるほか、みあこネットなどとのアライアンスによるサービスも従来通り続ける。なお、サービス休止に伴い、契約時の事務手数料(2000円)や年間モバイルプラン(12カ月分一括前払いによる年間プラン)で既に徴収したぶんの金額については、ユーザーに対して返金処理を行う。加入申込みの翌月より起算し、解約前月までの月数を利用月数として、残月分を返金する予定だ。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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