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2003/03/17 14:32:00 更新 |
AV機器にコンテンツを配信。「コクーン」とIPv6を用いた実験
ソニーとSo-netは、5月7日よりIPv6を用いたAV機器へのコンテンツ配信の実験を開始すると発表した。期間は約2か月間となる。
ソニーとSo-netは、5月7日よりIPv6を用いたAV機器へのコンテンツ配信の実験を開始する。実験期間は約2か月間。
この実験では、モニタにブロードバンドAVルータとHDDビデオレコーダの「コクーン」を配布、IPv6ネットワークと組み合わせてコンテンツを配信する。コンテンツは、ソニーグループ各社はもとよりテレビ局など合計9社から提供される。
モニタの対象は、「So-net ADSL」とフレッツ・ADSLの8Mまたはモアの対応コースを契約しているユーザ。該当者には、3月下旬頃にメールで案内を行うという。
同社では実験の結果をもとに、IPv6ネットワーク上で利用できるネットワーク家電と、So-netとブロードバンドAVルータが連携したサービスの強化や新サービスの開発を進めるとしている。
これまでのIPv6接続の実験は、接続性の検証を行うものが多かった。しかし、先日発表になったKDDIの実験ではモバイルや家電が中心となり、今回のソニーではAV機器が中心になっている。これにより、IPv6における開発の中心は、接続技術からサービスやアプリケーションに移行してきているといっても過言ではないだろう。
コンテンツを提供するのは以下の9社。
- アニマックスブロードキャスト・ジャパン
- エー・アイ・アイ
- サイバー・コミュニケーションズ
- スカイパーフェクト・コミュニケーションズ
- 全国朝日放送(テレビ朝日)
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- ソニーマーケティング
- ソニー・ミュージックエンタテインメント
- 電通
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[記事提供:RBBTODAY]