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2003/05/08 22:04:00 更新 |
2時間以内でパターンが提供できなければ12万円返金します ―トレンドマイクロ
トレンドマイクロは、ウイルス検体を入手してから2時間以内にパターンファイルや除去ツールを提供できない場合、1件につき12万円を「契約違反金」として返金する新サービスを開始する
トレンドマイクロは、新ウイルスの発生時に迅速に対応することを「保証」する新サービス「トレンドマイクロ ウイルスレスポンスサービスレベルアグリーメント スタンドアロン版」を提供すると発表した。提供開始は5月12日で、全製品・サービスに適用可能。
1契約あたり年間200万円のサービスで、ウイルス検体を入手してから2時間以内にパターンファイルを提供できない場合、1件につき12万円を「契約違反金」として返金するというもの(年間契約費が上限:最大16回)。なお、感染力・危険度の高いウイルスについては、除去ツール(トレンドマイクロシステムクリーナ)の提供を2時間以内におこなうことも保証に含まれる。
ここ数年はワーム機能を持つウイルスが主流となってきており、発見からパターンの提供までの時間が感染を防ぐ重要な要素となっている。トレンドマイクロによれば、大手ベンダによるこうしたペナルティーありのサービス品質保証は、今回が初めてだという。
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トレンドマイクロ
[記事提供:RBBTODAY]