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2003/05/09 16:41:00 更新 |
宇宙研が小惑星探査機「MUSES-C」打ち上げのオンデマンド配信スタート
ISASは5月9日13時29分25秒、小惑星探査機「MUSES-C」を搭載した「M-V-5号機」の打ち上げを成功。ISASのサイトでは、打ち上げの模様と、搭載カメラからの映像をオンデマンド配信している。
宇宙科学研究所(ISAS)は5月9日13時29分25秒、鹿児島宇宙空間観測所(KSC)から小惑星探査機「MUSES-C(ミューゼスC)」を搭載した国産ロケット「M-V-5号機」の打ち上げを成功させた。現在、ISASのサイトでは、打ち上げの模様と、搭載カメラからの映像をオンデマンド配信している。
ISASによると「ロケットは順調に飛翔し、探査機は予定通り軌道に乗ったと思われる」ということだ。
この探索機は、火星と木星の間にある約3億キロ離れた小惑星「1998SF36」に2年かけて到達する予定で、惑星間飛行や砂粒を持ち帰るサンプルリターン技術の実証などのミッションを担う。そして、星の砂を乗せ、約4年後に地球に戻ってくる予定となっている。
視聴は無料で、ブロードバンド向けにはReal Media形式・150kbps、ナローバンド向けにはWindows Media形式・45kbpsで提供されている。
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宇宙科学研究所
[記事提供:RBBTODAY]