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2003/05/20 15:47:00 更新 |
沖電気が局舎から加入者宅までを1Gbpsでつなぐ新FTTHシステムを販売開始
沖電気工業は、局舎から加入者宅までを1GbpsでつなぐFTTHシステムを、6月1日より通信事業者向けに発売する。これまで共有タイプのFTTHサービスは100Mbpsをシェアしていたが、これが一気に10倍に拡大することになる。
沖電気工業は、局舎から加入者宅までを1GbpsでつなぐFTTHシステムを、6月1日より通信事業者向けに発売する。これまで共有タイプのFTTHサービスは100Mbpsをシェアしていたが、これが一気に10倍に拡大できる製品だ。
新システムは「ギガビットイーサネットPON(GE-PON)」と呼ばれるシステムで、最大32加入を1本(1Gbps)の光ファイバに収容する。センター側の「BM1410」と、エンドユーザ宅に設置される「BM1430」からなる。従来のPONと異なり、ATMベースではなくイーサネットでの通信を行うため、効率的な転送が可能になったという。また、波長多重で放送配信サービスも同じファイバに載せることも可能だ。
沖電気では、今後3年間で200億円の売り上げを目指すとしている。
センタ側「BM1410」
加入者側「BM1430」
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沖電気工業
[記事提供:RBBTODAY]