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2003/05/22 16:51:00 更新 |
フュージョン、IP電話発→携帯電話着サービス開始
フュージョン・コミュニケーションズは、IP電話サービス「FUSION IP-Phone」から発信、国内携帯電話に着信する通話サービスの開始を総務省に届け出た。料金は1分20円
フュージョン・コミュニケーションズは5月22日、IP電話サービス「FUSION IP-Phone」から発信、国内携帯電話に着信する通話サービスの開始を総務省に届け出た。認可されれば6月1日にスタートする。料金は1分20円。
新サービスは、国内携帯電話を国際電話サービスの着信対地に追加することで実現する。対象は「090」「080」で始まる携帯電話向けで、「070」のPHSは対象外となる。
IP電話発−携帯電話着の通話サービスをめぐっては、料金設定権がIP電話事業者と携帯電話事業者のどちらに属するかで両者が対立しており、現在は総務省が検討中(特集記事参照)。このため、IP電話事業者と携帯電話事業者との相互接続による通話サービスは行えず、フュージョンの新サービスは海外を経由することで低料金サービスを実現した。
FUSION IP-Phoneを利用するには、月額基本料金380円のほか、番号発行手数料として500円が必要。IP電話発−携帯電話着の通話を実現しているサービスとしては、ほかにBB Phoneがあるが、こちらは午前8時から午後11時まで1分25円、午後11時から午前8時までが1分20円となる。ただし、BB PhoneではPHSへの通話もサポートしている(記事参照)。
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フュージョン・コミュニケーションズ
[ITmedia]