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2003/05/23 14:39:00 更新 |
超最新技術から東京オリンピックまで〜写真で見るNHK研究所の一般公開
NHK放送技術研究所の一般公開は、さまざな放送技術が展示されている。ここでは、研究所で開発された最新技術だけではなく、実際に過去に利用されていた放送機材なども展示されている。
NHK放送技術研究所の一般公開は、さまざな放送技術が展示されている。ここでは、研究所で開発された最新技術だけではなく、実際に過去に利用されていた放送機材なども展示されている。
走査線4,000本の映像を撮影するというカメラ。実際には、カバーが掛かっているのだが、ファンがたくさんついていたり、複雑な配線を見る限りではパソコンのようだ
走査線4,000本のカメラでとらえた映像を通常のハイビジョン(1,000本)に変換して表示したもの。1,000本とはいえ、非常に繊細な映像だ。(写真でお見せできないのが残念)一般公開中は、走査線4,000本で出力された映像をシアタールームで実際に見ることができる。しかし、平日にもかかわらず30分待ちの盛況ぶり。土曜日と日曜日にはもっと人が増えるのだろう
実は、走査線4,000本のハイビジョンとブロードバンドサービスとは同じ部屋に展示されていた。両方ともに来場者が殺到したため、このように非常に混雑していた。その注目ぶりがうかがえる
アルミ缶に文字が書いてあるように見えるが、実は薄型の液晶となっている。しかも、曲げが可能、バックライトは不要、省電力となっているため将来的にはテレビだけではなく電子書籍にも応用されるのではないかとのことだ
歴代の業務用カメラ。奥(左側)から手前(右)の現代のカメラへと進化している。しかし、驚くのは写真の左側に展示されていた初代のカラーカメラだ(つづく)
これが初代のカラービデオカメラ。東京オリンピックのために開発されたというこのカメラは写真で見るようにかなり大きい。放送用の機材の小型からも放送技術の進歩を感じることができる
そのほか、テレビ50年の歴史や普段見ることのできない地上デジタル放送の中継局の機材、CGを用いたバーチャルスタジオなどが展示されている。NHKの放送技術研究所の一般公開は25日までとなっている。24日には小中学生向けに「テレビのしくみ」と題した公開授業が行われるほか、25日には「NHKアニメ・人形劇大集合」が開催される。
関連リンク
日本放送協会(NHK)
[記事提供:RBBTODAY]