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2003/06/05 21:16:00 更新 |
北海道で“地域FTTH”――月額4980円の廉価を実現
北海道江別市を拠点とする通信事業者、WebONEは6月4日から、Bフレッツ・アンバンドルサービスを利用したFTTHサービスを開始した。価格は月額4980円からで、「現時点で全国最廉価水準」(同社)という
北海道江別市を拠点とする通信事業者、WebONEは6月4日から、Bフレッツ・アンバンドルサービスを利用したFTTHサービスを開始した。価格は月額4980円からで、「現時点で全国最廉価水準」(同社)という。
Bフレッツ・アンバンドルサービスとは、NTTの光ファイバー網を“部分貸し”するもの。通信事業者は、地域IP網と収容局ごとのアクセス回線という、2種類のネットワークのうち、アクセス部分のみを借用する。これにより、地域に密着したローコストのFTTHサービスを提供できる。
WebONEの場合は、江別市内の江別、野幌、豊幌地区および札幌市厚別地区を対象にサービスを提供する。最も安価な「A♯コース」の場合、20Mバイトのホームページ容量、4Mバイトのメールサービス、PIAFS接続アカウントなどが付いて月額4980円。ほかに工事費として、2万3000円が必要なほか、終端装置の価格が4万6500円(3、6、10回払いが可能)となっている。
もちろん、アクセス回線速度は100Mbps。ただし、バックボーン速度が当初は3Mbpsとなっているため、これを上回る通信速度は実現しない。バックボーンは、順次増速する予定という。
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WebONE
[杉浦正武,ITmedia]