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2003/07/08 20:49:00 更新 |
ReachDSLの利用者、7万人を突破 ―パラダイン発表
パラダインは、遠距離向けDSL「ReachDSL」の利用者が合計7万人を突破したと発表した。この数字は、Yahoo!BBやJANISなど、ReachDSLを提供するすべての事業者をあわせたもので、日本のDSL利用者の約1%にあたる。
パラダインは、遠距離向けDSL「ReachDSL」の利用者が合計7万人を突破したと発表した。この数字は、Yahoo!BBやJANISなど、ReachDSLを提供するすべての事業者をあわせたもので、日本のDSL利用者の約1%にあたる。現在日本国内で利用されているReachDSLは「バージョン2」と呼ばれるプロトコルで、上り下り最大960kbpsの通信が可能なタイプである。
より高速な通信が可能な「ReachDSL バージョン2.2」については、今のところスペクトル管理標準での位置づけがなされておらず、商用サービスでの提供は行われていない。
ReachDSL v2.2がスペクトル管理標準で扱われていないのは、ReachDSLがSTS方式と呼ばれるタイプのDSLで、データが送信されるときだけ信号が送出されるためにデータ量によって干渉の影響が変化するため。しかし、ReachDSL v2.2によって「遠距離ユーザ向けサービス」の高速化・長距離化が実際に可能となるということであれば、今後はSTS方式のスペクトル管理標準での扱いを確立することが求められるだろう。
関連リンク
パラダイン・ワールドワイド・コーポレーション
[記事提供:RBBTODAY]