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2003/08/20 20:56:00 更新 |
シマンテックなど、Sobigの亜種を警告。危険度を2から3に引き上げ
シマンテックは、Sobigの亜種「W32.Sobig.F@mm」の感染報告件数が増えたため危険度を2から3に引き上げた。また、トレンドマイクロも危険度中として注意を呼びかけている。
Sobig.Fは、メールの添付ファイルを介して感染し、独自のSMTPエンジンを用いて蔓延させるウィルス。感染すると、ローカルのWindowsフォルダや共有フィルダーに「winppr32.exe」というウィルス本体のプログラムを作成する。
またSobig.Fは、感染したPCに任意のファイルをダウンロードし実行する機能がある。これは、機密性の高い情報が盗まれたり、感染したPCがSPAMのリレーサーバに利用されるおそれがある。さらに、ウィルスのセルフアップデート機能として利用される可能性もあると警告している。
また、NTPを用いた時刻を同期させたり、すべての活動を2003年9月10日に停止する機能も備えている。
●Sobig.Fの件名は以下いずれかから選択される
- Re: Thank you!
- Thank you!
- Re: Details
- Re: Re: My details
- Re: Approved
- Re: Your application
- Re: Wicked screensaver
- Re: That movie
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シマンテック
[記事提供:RBBTODAY]