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2003/11/11 19:21:00 更新 |
NTT-XとNTT-BBを統合、ブロードバンド新会社「NTTレゾナント」設立
NTT(持株会社)は11月11日、グループのブロードバンド事業を担当する100%子会社「エヌ・ティ・ティレゾナント」を12月に設立すると発表した。
NTT(持株会社)は11月11日、グループのブロードバンド事業を担当する100%子会社「エヌ・ティ・ティレゾナント」を12月に設立すると発表した。「goo」を運営するNTT-Xと、コンテンツ配信のNTTブロードバンドイニシアティブを営業譲渡方式で統合。グループのリソースを結集し、法人・個人向けに映像コミュニケーションサービスなどを展開する。
新会社の事業概要
新会社の資本金は約200億円。2社の営業譲渡は2004年3月に行われ、社員は約600人となる。
新会社では、TV電話などの映像コミュニケーションサービスに、さらにスケジューラなどを組み合わせたパッケージ商品を開発。音声や画像でリアルタイムに着信通知する機能や、ワンクリックでブロードバンドポータルの各種サービスを利用できるツールなども提供し、TV電話サービスの操作性を高める。
gooはNTTグループの総合ブロードバンドポータルとして強化。エージェント機能や映像検索機能などを加えるほか、TV電話の通信先を簡単に選んだり、ユーザーの好みに合わせてサービスやコンテンツを容易に選べるポータル機能も開発する。
TV電話やポータルをベースに、電子会議システムやeラーニングシステムを使った新しいビジネスモデルも検討する。TV電話システムやポータルサービスはパッケージ化して外販も行う。
またNTTドコモのFOMAと固定系IP電話端末との連携サービスなども計画している。
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[ITmedia]