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2003/11/12 19:40:00 更新 |
フリーメールサービス大手のヤフーとMSN、急増するスパム対策で連携
ヤフーとマイクロソフトは「迷惑メール対策連絡会」を発足した。両社は無料メールサービスの大手で、今後はISPやキャリア、関係省庁などに会への参加を呼びかけて迷惑メールの撲滅を目指すという。
ヤフー取締役 喜多埜裕明氏
ヤフーとマイクロソフトは「迷惑メール対策連絡会」を発足した。両社は無料メールサービスの大手(ヤフーはYahoo!メール、マイクロソフトはHotmail)で、今後はISPやキャリア、関係省庁などに会への参加を呼びかけて迷惑メールの撲滅を目指すという。
迷惑メール対策連絡会は、迷惑メールに関する情報交換をおこなう定例会議を設けるほか、複数事業者が情報(通信の秘密にあたらない部分)を持ち寄ることで迷惑メールの送信者を特定できるかどうかを検討したり、関連する法令についても提言をする。
迷惑メールは、単に不快だというだけでなく、未成年のインターネット利用者にも不適切な情報をもたらす。また、電子メールインフラにとってもサーバや回線の負荷が大きく、これへのコストが大きいため、事業者が協力して迷惑メールの完全撲滅をめざして「機動的かつ実効性のある対策」をおこなうとしている。
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Yahoo! JAPAN
マイクロソフト
[記事提供:RBBTODAY]