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2003/11/19 21:36:00 更新 |
バッファーロー、ギガビットイーサに対応した個人向けNASを発表
バッファーローは、ギガビットイーサに対応した個人向けのNAS製品「HD-HGLANシリーズ」を発表した。120Gバイト(HD-HG120LAN、50,000円)と160Gバイト(HD-HG160LAN、54,500円)の2モデルが用意されている。販売は11月下旬から。
HD-HG160LAN
今回発表されたギガビットイーサモデルでは、従来モデルから搭載されている外付けHDDやプリンタの共有に対応したUSBポートのほか、ソフトウェア面の充実が図られている。
1つ目の強化点として挙げられるのはWindowsのPCに常駐させることでLinkStationに指定したフォルダをバックアップするツール「簡単バックアップ」の添付だ。このツールには、ファイルの圧縮とタイマー機能を搭載し利便性を向上させている。2つ目は、「ゴミ箱フォルダ」機能。通常、ネットワークを介して共有しているファイルの場合、ゴミ箱を経由せずに即座に削除されてしまう。この機能では、WindowsやMac OSと同じくゴミ箱を用意し、いったんファイルを移動させるようになっている。3つ目は「Windowsドメインログオン」機能だ。これにより、細かなアクセスコントロールが可能になった。
ギガビットに対応したハブやNICがようやく手が届く価格になってきた。しかし、これまでギガビットの帯域をフルに生かす用途が無かったのが現状だ。今回、ギガビットに対応したことで、NASであっても内蔵のHDDと同じような感覚で使えるようになったと言えるだろう。
●HD-HG120LAN
●HD-HG160LAN
[記事提供:RBBTODAY]