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2003/11/19 22:39:00 更新 |
センチュリー、“真のDMZ”を構成する4ポートルータ
センチュリー・システムズは11月19日、小型ブロードバンドルータ「FutureNet XR-410/TX4」を発表した。独立したイーサネットポートを4つ搭載する。
センチュリー・システムズは11月19日、独立したイーサネットポートを4つ搭載する小型ブロードバンドルータ「FutureNet XR-410/TX4」を発表した。価格はオープン(実売7万円程度)。26日より出荷を開始する。
FutureNet XR-410/TX4。本体サイズは81×116×52ミリ。重量は400グラム
FutureNet XR-410/TX4は、キューブデザインの小型ルータ。背面にある4つのイーサネットポートが独立しているため、「真のDMZを設定した構成や複数のネットワークセグメントを結ぶ構成を実現できる」という。セグメント間でフィルタを設定することでファイアウォールとしても利用可能。通信帯域を制限することもできる。
IPSec、UPnP、OSPF、VRRP、バックアップ機能、ゲートウェイ認証機能など、FutureNet XR-410シリーズの特徴はすべて継承した。ゲートウェイ認証機能は、ユーザーごとにIDを発行し、個々の通信サービスを設定できる機能。PPPoEマルチセッションやDMZ機能とあわせ、たとえばマンションやホテルなど中小規模の通信サービスにおいて、従来より柔軟にネットワークの設定が行える。一方、企業でもIP-VPNにアクセスできるユーザーやインターネットに接続できるユーザーを制限するといった用途に活用できるとしている。
スループットは、基本的に従来製品の「XR-410/TX2」と同等だ。SmartBitsによる計測で最大99.4Mbps。PPPoE環境ではアップロードが93.8Mbps、ダウンロードが83.8Mbpsとなっている。IPSec(3DES)使用時は6Mbpsとなる(いずれもカタログスペック)。
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センチュリー・システムズ
[ITmedia]