リビング+:ニュース |
2003/11/19 23:24:00 更新 |
次世代電化マンションの研究会が発足
東京電力と大手不動産会社およびマンションデベロッパーが共同で「次世代電化マンション研究会」を発足した。マンションのトレンドになることが有力視される“オール電化マンション”の課題を抽出し、オール電化の統一コンセプトを発信していくのが目的。
東京電力と大手不動産会社およびマンションデベロッパーが共同で「次世代電化マンション研究会」を発足した。マンションのトレンドになることが有力視される“オール電化マンション”の課題を抽出し、解決策を提示するとともに、オール電化の統一コンセプトを発信していくのが目的。
参加企業は、東京電力、大京、東急不動産、住友不動産、野村不動産、長谷工コーポレーション、三井不動産、三菱地所、リクルートコスモス。9社は、既に11回の準備会合を行い、「安全・安心、クリーンで快適な室内環境、低ランニングコスト」の3点をテーマに、オール電化マンションの基礎的な検証を進めてきたという。
今後は、環境と機能性を重視したオール電化マンションの設計仕様を決定するための資料作成、高気密高断熱仕様の建物と電化機器のシステム化を検討、オール電化に関するイニシャル・コストの削減、IHクッキングヒーターや家庭用自然冷媒給湯機「エコキュート」などの効率的な設置方法といった課題を検討し、オール電化を「空気」や「熱」といった居住空間をトータルにコントロールするシステムとして提案していく。さらに、2004年1月19日をめどに研究会のコンセプトや各社の開発状況を紹介する広報拠点として、東京都港区に展示場を開設する予定だ。
関連リンク
東京電力
[ITmedia]