アッカ、CodeRedワームによるADSLモデムへの影響を公表。基本的には影響なし

【国内記事】 2001年8月23日更新

 アッカ・ネットワークスは、ADSLサービス利用者に提供しているADSLモデムについて、ワーム「CodeRed」「CodeRed II」による影響を受けるかどうかのメーカー見解をまとめ、公表した。それによると、ルータタイプのNEC ATUR32J、住友電工MegaBIt Gear TE4111CおよびTE/4C、USBタイプのXpeed 411Cの3メーカー4モデルは、いずれもCodeRed系ワームによる攻撃で、モデム自体に通信不能な状態が起きるおそれはないという。

 しかし、ルータタイプで80番ポートを静的NAT設定でWWWサーバに割り当てるなど、設定を変更している場合には注意が必要だ。また、LAN側にCodeRedワームに感染したWWWサーバがある場合、攻撃パケットの送信でNATテーブルが消費されてしまうおそれもあるとのことで、確認および対策は必要である。

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