EAがG.dmt Annex Cにおける8Mbpsの運用データを公開。電話局まで2Kmオーバでも70%近くが1.5Mbps以上でリンク
イー・アクセスは、現在運用中のG.dmt Annex C準拠の8Mbpsサービスのフィールドデータを公開した。
公開内容は、1.5Mbpsを含まず、すべて8Mbpsサービスのものとなっている。そして、8Mbpsサービスを提供している利用者のうち、交換局までの線路長が2km以下の場合で99.7%が1.5Mbps以上でリンクを確立している。また、線路長が2Km以上の場合でも、60%以上が1.5Mbps以上でリンクを確立しており、ISDN混在環境において、Annex Cを選択した場合であれば1.5Mbps以上のサービスを安定して供給できるものとしている。
なお、現実的な数値を追っていくと、線路長が3.5kmを超えると、リンク速度が1.5Mbps以下に集まり、高周波減衰の問題から、G.dmt Annex CもG.lite Annex Cも似たような傾向になるとしている。むしろ、3.5kmを超える線路長の利用者に対して、新たなテクノロジの開発が必要になっているともいえる。
関連リンク
イー・アクセス