インテル、通信事業者向けサーバ市場に本格参入
インテルは、通信事業者向けサーバ2種類を発表し、この分野での本格的な市場参入を果たした。
今回発表されたのは、2Uサイズのデュアル・プロセッサ・サーバと、1Uサイズのデュアル・プロセッサ・フォームファクタの2種類。いずれも通信事業者向け製品で、NEBS(アメリカ)とETSI(ヨーロッパ)という2つの信頼性基準をクリアしたものとなっている。
これらの製品は、従来の電話とVoIPをブリッジする“ソフト・スイッチ”や、ユーザがメールや電話を通じてメールボックス内の音声・ファックス・テキストなど各種オブジェクトに統一的な手段でアクセスできる“ユニファイド・メッセージング・サービス”、VPN(仮想専用網)などをサポートしており、通信事業者の要望に応える形で次世代のプラットフォームを提供している。プロセッサとしては、当初ペンティアムIIIが搭載されるが、将来的にはXeonやItaniumといったCPUを搭載した製品も予定しているという。
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