チェック・ポイント、家庭向けのセキュリティアプライアンス機器「S-box」を発表
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、常時接続環境下でのネットワークセキュリティを管理する家庭用機器「SofaWare S-box」を発表した。
S-box本体はVHSのビデオテープほどの大きさで、DSLやCATV等のモデムに接続して利用する。LAN側には4ポートの10/100スイッチングハブを内蔵。セキュリティ管理機能として、ファイアウォール、ウイルスチェック、URLフィルタリングの3つの機能を兼ね備えており、特にファイアウォール機能は「ステートフル・インスペクション」に対応している。
インターネットユーザがそれぞれ小売店で購入して使用するというよりは、インターネット接続事業者が利用者向けに提供する製品と位置づけられており、S-boxによってプロバイダが各ユーザのセキュリティレベルを包括的に管理できるようになるという。
日本での発売は2002年第1四半期に予定されているが、価格は未定。ただしアメリカでの販売価格は300米ドル以下になる見込み。
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