KDDI、ホームページの改ざんを監視する「Web改ざん監視サービス」のトライアルモニターを募集
KDDIは、ホームページの改ざんを監視する「Web改ざん監視サービス」のトライアルモニターを募集すると発表した。
Web改ざん監視サービスは、KDDIと徳島大学が共同で開発した「Web改ざん検知システム」を応用したサービスで、指定のホームページのHTMLファイルや画像ファイルからハッシュ値を算出して1時間毎にその値を比較する。監視対象となるファイルは、1つのHTMLファイルと、そこからリンクされているHTMLファイル及び画像ファイル最大3つ(合計4つまで)で、ハッシュ値が一致しなかった場合、ホームページに変更があったものとしてメールによる通知が行われる。
監視履歴は、KDDIが指定するWebサイトに掲示され、合わせてファイルのダウンロードにかかった時間なども表示される。また、メールでの通知は、ホームページへの変更があった場合以外に、ホームページへのアクセスが出来なかった場合にも通知される。
本トライアルサービスの募集モニター数は100サイトで、参加条件は自社Webサーバ(リース・レンタル含む)を公開している日本国内の法人・学校・団体。モニター募集期間は2001年12月19日から2002年1月31日までで、トライアル実施期間は2001年12月19日から2002年4月30日まで。参加費は無料だが、モニターにはアンケート調査などの協力が求められる。
なお、本サービスはあくまでホームページの変更や改ざんを監視するものであり、改ざんを防止するものではない。
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