NTTコム、コンテンツの正当性をチェックするライセンシー調査が行える認証プラットフォームを開発

【 国内記事】 2001年12月20日更新

 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、コンテンツの不正コピーを抑止し、ライセンスが正当かどうかを判定する「ライセンシー認証プラットフォーム(仮称)」を開発、21日よりサービス開始する。

 本プラットフォームの特徴は、著作権情報と正しい購入者であるという情報を暗号化し、電子透かしとして各コンテンツに埋め込む「電子透かしの埋め込み」と、著作権者と正当な購入者の購入状況をチェックする「ライセンシー調査」の2点が提供されることにある。これらのサービスは、認証決済プラットフォーム「セーフティパス」での認証と連動して提供される。

 これまでは、電子透かし技術を用いるなどによって不正コピーの抑止はできたが、正規な購入者であるかどうかを判定することはできなかった。そのため不正コピーを嫌うコンテンツ所有者はインターネットでの販売をせず、優良なコンテンツの供給が阻まれてきた。同社のプラットフォームは、ライセンシー調査をサービスとして提供することで従来の弱点を克服したといえる。

 同社は、ライセンシー調査の運用状況をみながらコンテンツ事業者との提携を積極的に進め、今年度内に4〜5事業者の獲得を目指すとしている。なお、21日より毎日新聞社は、約6000におよぶ報道記事をライセンシー認証プラットフォームを利用して販売開始する。セーフティパス会員は、電子マネー「ちょコム」を使って1記事あたり50円で購入できる。

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