NTTと東京ニュース通信社、多数の動画コンテンツに対して視覚的なナビゲートを提供する共同実験を実施
NTTと東京ニュース通信社は共同で、ブロードバンド向けの番組(コンテンツ)検索サービスの実験を、2002年2月22日より開始すると発表した。実験にはNTTサイバーソリューション研究所の開発した「アソシアガイド」が利用され、膨大な数のコンテンツをグループ化して視覚化することで、よりスムーズなナビゲートが可能になるという。
アソシアガイドでは、利用者はコンテンツのイメージがマップ状に配置された「探索空間」を移動しながら、目指すコンテンツにたどり着くようになっている。それぞれのコンテンツはメタデータによってジャンル分けされ、関連するコンテンツ同士は探索空間中でも近隣に、関連性が遠いコンテンツ同士は遠くに表示される。ズームアウト状態でジャンルを選び、ズームインして個別のコンテンツを選択するというもので、利用者は、効率的に目的のコンテンツや関連性の高いコンテンツを探すことができる。
共同実験では、通常の類似コンテンツのグループ化表示のほか、フィルタリングによって新着情報のみを表示させたり、視聴率順のランキングモードなどが提供される。また、広告やコンテンツのプレビュー機能の提供も予定されている。
実験期間は約4ヶ月間で、コンテンツのナビゲートシステムをNTTが提供し、東京ニュース通信社がコンテンツの取りまとめなどを行う。
コンテンツ提供者の募集は、12月26日から2002年1月31日までの予定。
モニタ視聴者の募集は2002年2月15日からの予定で、インターネットTVガイドホームページでおこなわれる。
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