CTNet、ADSLサービスを中国地方全域を対象に。3県6市から5県28市に大幅拡大
中国通信ネットワーク(CTNet)は、ADSLサービスについて今後サービスを提供する市町村リストを公表した。ただし、具体的なサービス開始時期については触れられていない。
公開された市町村は以下のとおり。
広島県
大竹市、東広島市、三原市、尾道市
山口県
岩国市、光市、下松市、徳山市、新南陽市
小野田市、下関市、萩市、防府市
岡山県
倉敷市、津山市
島根県
松江市、出雲市、浜田市、益田市
鳥取県
鳥取市、米子市、倉吉市
これまでCTNetは、島根・鳥取両県ではADSLサービスを提供していなかった。両県が新たに提供予定エリアに加わったことで、はじめて中国地方全県をカバーすることになる。
また、新たに追加されたエリアのうち、Yahoo! BBとサービスエリアが重なっているのは東広島市、尾道市、防府市、倉敷市、松江市、鳥取市、米子市の7市のみで、他の15市はNTT西日本とCTNet、各地域のCATV事業者がブロードバンドサービスを提供している。他地方に比べ、普及の遅れていた中国地方にも、ようやくブロードバンド化の兆しが見えてきたようだ。
現在、CTNetは広島市を中心に、広島県、山口県、岡山県など3県6市の26交換局に対して1.5Mbpsと8Mbpsの2種類のADSLサービスを提供している。対応するISPは、@nifty、BIGLOBE、do!upの3社。
関連リンク
CTNet