NTT東、Bフレッツ「ニューファミリータイプ」相当のアンバンドルメニューの認可申請。サードパーティも100Mbps FTTHの低価格サービスが可能に
NTT東日本は、低価格の100Mbpsサービス、Bフレッツ「ニューファミリータイプ」の発表に合わせて、アクセス系光ファイバの100Mbpsシェアドアクセスに関連したアンバンドルメニューのを追加する。
今日、総務省に対して申請されたのは100Mbpsのシェアドアクセスに必要な新OSUとの接続料金で、NTT東の申請では9,046円/月。1つのOSUには最大32ユーザを収容できるため、1ユーザあたりの接続料金は9,046円(収容1/32)〜約283円(収容32/32)となる。
ユーザ宅までのアクセス系光ファイバなどについてはすでに提供中で、料金も認可済となっている。これとあわせて計算すると、サードパーティの通信事業者がNTT東の100Mbpsシェアドアクセスを採用する場合、NTT東日本に支払う1ユーザあたりの接続コストは20,273円(収容1/32)〜約2,469円(収容32/32)となる。7割の収容率で約3,204円、実際にインターネット接続サービスとして提供されるときは6,000円〜7,000円程度になるだろうか。
今回のアンバンドルメニューの速やかな申請は、NTT東日本の抱いている、東京電力「TEPCOひかり」への危機感のあらわれとも言えるだろう。
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