クロスウェイブ、「広域IPプラットフォームサービス」の提供を6月より開始

【 国内記事】 2002年4月18日更新

 クロスウェイブは、6月1日よりコンビニ、ガソリンスタンド、外食店など全国で多拠点展開している企業を主対象とした「広域IPプラットフォームサービス」の提供を開始する。

 アクセス回線にはNTT東西のフレッツシリーズを利用し、企業内ネットワークを広帯域、固定低料金で構築できるサービスとして、北海道、宮城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県の11都道府県で提供を開始し、順次全国にエリアを拡大していく計画だ。

 アクセス回線については、Bフレッツ、フレッツ・ADSL(1.5Mbps/8Mbps)、フレッツ・ISDNより各拠点のニーズに合わせて選択可能となっており、他事業者の採用も検討しているという。また、IPアドレスについては、プライベートアドレスおよびグローバルアドレスの利用が可能で、現在利用中のIPアドレスを継続して使用することができる。

 同サービスは、同社の広域LANサービスや高速バックボーンサービスとの併用も可能で、たとえばコストを重視する各拠点間のネットワークには「広域IPプラットフォームサービス」を、高度なセキュリティーやプロトコルの多様化が求められる本支店間等の基幹ネットワークには「広域LANサービス」や「高速バックボーンサービス」を利用するといった相互接続による利用ができる。相互接続については、6月からの提供を目指して準備を進めているという。

 利用料は以下のとおり。

基本サービス料金
 10Mbps:初期費用150,000円、月額500,000円
 100Mbps:初期費用150,000円、月額700,000円
 1Gbps:初期費用150,000円、月額1,000,000円

地域ポート料金
 10Mbps:設定/変更100,000円、月額250,000円
 100Mbps:検討中

拠点ID料金
 フレッツ・ISDN:設定/変更1,000円、月額3,000円
 フレッツ・ADSL(※1):設定/変更1,000円、月額6,000円
 Bフレッツ(※2):設定/変更1,000円、月額6,000円
 Bフレッツ ビジネス:設定/変更1,000円、月額15,000円

 ※1:1.5Mbps、8Mbps共通。
 ※2:ファミリー、ニューファミリー、マンション、ベーシック共通。

※2002/4/19、一部訂正いたしました
 本記事中において、Bフレッツの拠点ID料金を月額3,000円としておりましたが、正しくは6,000円でした。関係者の皆様にお詫び申し上げます。

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