NTT-ME、BA5000 Proの新ファームウェア「2.03」を公開。Windows Messenger対応の修正など
NTT-MEは、ブロードバンドルータ「BA5000 PRO」の最新ファームウェアVer 2.03の提供を開始した。Fragmentパケット転送の仕様を変更したほか、Windows Messengerのビデオ・音声チャットに関する不具合などの修正がおこなわれている。
Ver 2.03では、Windows Messengerのビデオ・音声チャットを利用できない問題のほか、静的マスカレードやDMZを設定した場合に動作が不安定になる不具合なども修正されている。また、本バージョンからの仕様変更として、これまで遮断されていたWAN側からのFragmentパケットについて、通過させるように変更された。
なお、このファームウェアを適用する場合、以前の設定情報が読み込めなくなるため、再入力が必要となる。注意してほしい。
Ver 2.03のおもな変更点は以下のとおり。
・ログメール関連の問題を修正
・ステルスモード時のDMZに対する"icmp Echo Request"遮断の問題を修正
・スタティックルート登録数の問題を修正
・PPTP/L2TP/IPsecパススルーの問題を修正
・tcpフラグフィルタの設定方法を修正
・静的フィルタ/ログイン許可IPアドレスでのネットワークアドレス指定の問題修正
・Windows Messengerサポートの問題修正
・静的マスカレード/DMZ設定時の問題修正
・syslogメッセージ関連の修正
・NTP関連の不具合を修正
・Fragmentパケット転送の仕様変更
なお、NTT-BBのBROBAサービスについては、今バージョンでは対応されず、対応予定も未定となっている。
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