ソフトバンク・テクノロジー、ブロードバンド回線を利用したソリューションビジネスの枠組みを策定
ソフトバンク・テクノロジーは、DSLやFTTH等のブロードバンド回線をアクセスラインとするトータルソリューションサービスのベースとして「BBソリューション・フレームワーク」を策定、4月30日より企業・学校向けにサービス提供を開始する。
BBソリューション・フレームワークは、「BB-WAN」「BB-INTRA」「BB-BPR」「BB-EC」の4つのコンポーネントから成るもので、それぞれ「物理レイヤ(通信回線)」「プレゼンテーションレイヤ(機器およびシステム構成群)」「アプリケーションレイヤ(ASPサービス)」「ビジネスサービスレイヤ(電子商取引)」という位置づけがなされている。
今回ソフトバンク・テクノロジーでは、このフレームワークに基づいたソリューション・パッケージ2種類を発表し、それぞれ企業向け・教育機関向けに提供を開始する。
このうち4月30日より提供される企業向けの「BB-Office」ソリューションは、「BB-INTRA」をバックボーンとして「音声とデータ通信の融合」「双方向ビデオ会議システム」「インターネットVPN」などのサポートにより安価な通信費と生産性の向上の両立を図るもので、まずはモデルケースとしてソフトバンク・テクノロジー自身が導入することを決めている。
また6月より提供予定の教育機関向け「BB-eSchool」は、アプリケーションサービスである「BB-BPR」を基に組み立てられたパッケージで、「遠隔教育」や「ビデオオンデマンド方式の電子教育システム」などeラーニングシステムの構築を主眼としたソリューションとなっている。
ソフトバンク・テクノロジーでは、今後もこのフレームワークを枠組みとするソリューション・パッケージを開発し、順次リリースするとしている。
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