メルコ、IEEE802.11a/b両対応の無線LANアクセスポイントを7月に発売
メルコは、IEEE802.11aとIEEE802.11bの同時利用が可能なコンボタイプの無線LANアクセスポイント「AirStation 5x Pro WLM-A54L11G」と、IEEE802.11a対応無線LANカード「WLI-CB-A54G」を7月に発売すると発表した。IEEE802.11aは、5.2GHz帯を使用する、最大54Mbpsの通信が可能な無線LANプロトコル。
WLM-A54L11Gは、IEEE802.11aとIEEE802.11bを同時に利用できるアクセスポイントで、IEEE802.1x/EAP、SNMP、スパニングツリーなどのセキュリティおよび管理機能をサポートするインテリジェントタイプの製品。現行のIEEE802.11bベースのインテリジェントタイプアクセスポイント「WLM-L11G」の管理機能を踏襲している。
WLI-CB-A54Gは、IEEE802.11a対応のCardBusタイプ無線LANカードで、Windows95/98/Me/2000/XPで動作する。
今回発表された各製品の予定価格は以下の通り。
・WLM-A54L11G 148,000円
・WLI-CB-A54G 14,800円
IEEE802.11aの使用する5.2GHz帯は、日本では屋外利用が許可されていないが、屋内での利用は可能。また、現在、5GHz帯周辺で一部の帯域の屋外利用を可能にする方向で総務省の検討が進められている。
なお、これらの製品の発表とあわせて、以前アナウンスされていたIEEE802.11g対応の「AirStation 2x」の製品化を取りやめることも発表された。
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