NTT-ME、MN7310とMN128-SOHO PAL B&Iに新ファーム。MN7310にはGapNATやWindows/MSN Messenger対応機能が追加
NTT-MEは、ブロードバンドルータMN7310およびMN128-SOHO PAL B&I向けの新ファームウェアの提供を開始した。MN7310については、Windows/MSN Messengerへの対応や、GapNATの実装など、大きなバージョンアップとなっている。
MN7310用の新ファーム「Ver.1.10」は、Windows/MSN Messengerに対応するためのWindows Messenger ALG(アプリケーションレベルゲートウェイ)を搭載、NATルータとして利用している場合でも、LAN側からWindows/MSN Messengerが使用できるようになった(最初にサイン・インしたPCが対象)。また、LAN側の特定のPCにグローバルIPアドレスを割り当てる「GapNAT」も利用できるようになっている。これは、イー・アクセスが8日より、同社指定モデムの一部機種向けに提供を開始した機能と同様のもの。(ちなみにMN7310は、イー・アクセスの認定モデムである)
MN128-SOHO PAL B&Iの新ファーム「V1.12」は、アナログ関連やTA関連の機能追加・不具合修正のほか、ルータ部分については、SOHOシリーズ同士で暗号化通信をおこなう場合にフラグメントされたIPパケットの通信ができない、PIAFSの着信が頻繁にある場合などに着信できなくなることがある、などの不具合が修正されている。
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