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» 2018年04月27日 11時47分 公開

物流現場の「救世主」登場:「第二の松下幸之助に」 パナソニック出身のベンチャー社長が15年かけてパワードウェアを作った理由 (4/4)

[中西享,ITmedia]
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日本の古都「奈良」からイノベーション起こす

 本社の奈良から毎週のように上京する藤本社長だが、出身地の奈良への愛着心は変わらない。「奈良の広くて青い空を眺めているとホッとして、アイデアも浮かんでくる。大阪、東京という大都会から程よく離れている距離感がちょうど良い。手つかずのものが残っているし、柔軟な発想もしやすい」とその利点を指摘する。

 「朝鮮から大阪に入った技術や文化をもとに700年代に初めて都が作られたのが奈良の平城京で、天平文化を生んだ奈良には日本で初めてのことが多い。また、いろいろな文化が交じり合っていることで、クリエイティブの発信地になれる」と歴史的な視点からも奈良の独自性を熱く語る。

 社員数は現在26人。奈良には本社と技術部門がある。生産は他社に委託するファブレス企業で、生産は中国などで行っている。藤本社長は将来の社員構成について「近く40数人にまで増やし、将来的には外国人を半数くらいまで採用したい」と話す。日本の古都・奈良から、世界に向けてイノベーションを起こそうとしている。

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