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» 2019年02月14日 06時00分 公開

ハイレベルなもてなし:会員制ラウンジや超高級ツアー…… “エグゼなシニア”向けサービスが活況なワケ (1/2)

高齢化の進行に伴って拡大するシニア市場で、豊かな資産のある“エグゼクティブ”なシニアが注目されている。現役で仕事を続けている企業の経営者や役員、医師、また弁護士や会計士などの士業が多い。多忙な毎日を送り、日常的にハイレベルなもてなしにも慣れている彼らが、今選んでいるのはどのようなサービスだろうか。(加藤聖子)

[産経新聞]
産経新聞

 高齢化の進行に伴って拡大するシニア市場で、豊かな資産のある“エグゼクティブ”なシニアが注目されている。現役で仕事を続けている企業の経営者や役員、医師、また弁護士や会計士などの士業が多い。多忙な毎日を送り、日常的にハイレベルなもてなしにも慣れている彼らが、今選んでいるのはどのようなサービスだろうか。(加藤聖子)

photo ライブラリーには新聞や幅広い分野の雑誌、話題の書籍などがそろう=東京都中央区のヒューリックプレミアムクラブ日本橋

細分化した市場

 60代後半から70代でも現役で働き続ける人が増えたことで、「おカネも時間もそこそこ」といった従来のシニア像が変わってきている。比較的高齢まで現役で働き、高収入も維持されるシニアが存在感を増しているからだ。

 シニア市場に詳しい、日本SPセンター、シニアマーケティング研究室室長、村井直也さんは「そうした層は、金銭的な余裕はあってもとにかく多忙。高額でも信頼のおけるプロにお願いし、効率良く、ハイクオリティーなサービスを享受したいと考えている人が多い。先進予防医療やエグゼクティブ・ツアー、高級ヘルスケアサービスなどに商機がありそうだ」と語る。

ニーズを凝縮

 東京都中央区に、1月にオープンした「ヒューリックプレミアムクラブ日本橋」は、シニア向けの会員制高級ラウンジだ。

 個人会員(入会金30万円・月額5万円、税別)の資格は原則60歳以上。限定800人の会員を募集しているが、口コミや紹介で既に約500人が集まり、好調な滑り出しを見せている。

 運営する不動産大手、ヒューリックの常務執行役員、広報・IR部長の伊藤伸さんは「お客さまと会話する中で、シニアの快適な居場所となる高級ラウンジのニーズをつかんだ。まだオープンして間もないが、利用している方からは、居心地がいいと好評をいただいている」と話す。

photo 最新のマシンが並んだフィットネスジムスペース。ウエアや靴も貸し出しがあり、手ぶらで立ち寄れる=東京都中央区のヒューリックプレミアムクラブ日本橋
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