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» 2019年02月27日 06時00分 公開

さらに活発化:福岡、広島、宇都宮…… 地方に大手のマンション続々 (1/2)

大手デベロッパーが地方でのマンション開発事業を強化している。三菱地所と東京建物は福岡市内で、富裕層を対象としたタワーマンションを販売。好調な売れ行きを見せている。長谷工コーポレーションは中国・四国地方や北関東など未進出エリアに相次いで拠点を新設したほか、大京は地方中核都市の再開発事業に力を入れる。首都圏の都心部は地価の高騰によって、採算に合うマンション適地を取得するのが困難になっていることもあり、地方での事業をめぐる動きはさらに活発化しそうだ。

[産経新聞]
産経新聞

 大手デベロッパーが地方でのマンション開発事業を強化している。三菱地所と東京建物は福岡市内で、富裕層を対象としたタワーマンションを販売。好調な売れ行きを見せている。長谷工コーポレーションは中国・四国地方や北関東など未進出エリアに相次いで拠点を新設したほか、大京は地方中核都市の再開発事業に力を入れる。首都圏の都心部は地価の高騰によって、採算に合うマンション適地を取得するのが困難になっていることもあり、地方での事業をめぐる動きはさらに活発化しそうだ。

photo 「ヤフオク!ドーム」の隣接地で開発が進められている「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」=福岡市中央区

 ■玄界灘の眺望

 一般的には南向きの部屋の人気が高いのに対し、北東向きの方が圧倒的な人気を誇り、価格も高い地上40階建てマンションの開発が、文教地区として知られる福岡市早良区の一角で進められている。2021年3月末の入居を予定している東京建物の「ブリリアタワー西新」だ。

 北東向きの人気が高いのは九州の北西部に広がり、世界有数の漁場として知られる玄界灘を望むため。博多駅までわずか13分、福岡空港まで18分という地下鉄西新駅に直結するなど利便性に秀でている点も売りだ。元々は商業施設の跡地で、施設の一部を残した上で浮いた容積率を利用してマンションにする。

 第1期販売分の最高価格は2億9800万円と高価格帯の物件ながら、問い合わせ件数は同市内の人気物件の3倍に達する。意外にも投資家は少なく、圧倒的に実需。購入者の8割近くが福岡県内に住む会社経営者や医者によって占められている。福岡はアジアを中心とした外国人観光客に人気がある街で、経済も好調。そんなこともあって、九州支店の小田修敬支店次長は「会社経営者に相当のキャッシュがたまっていることを肌で感じる」と話す。

photo 東京建物の「ブリリアタワー西新」は、商業施設の一部を残した上で浮いた容積率を利用してマンションにする=福岡市早良区
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