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» 2019年05月10日 08時00分 公開

勝負メシグルメも:「関西将棋会館」ってどんなところ? 名勝負の場 (1/3)

 関西将棋会館(大阪市福島区)は、西日本の将棋ファンにとっての殿堂だ。最年少プロ、藤井聡太七段(16)や、豊島将之棋聖(29)=王位=、斎藤慎太郎王座(26)ら関西を代表する棋士たちのホームグラウンドであり、藤井七段と師匠の杉本昌隆八段(50)の師弟対決など、数々の名勝負の場にもなってきた。

[産経新聞]
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 関西将棋会館(大阪市福島区)は、西日本の将棋ファンにとっての殿堂だ。最年少プロ、藤井聡太七段(16)や、豊島将之棋聖(29)=王位=、斎藤慎太郎王座(26)ら関西を代表する棋士たちのホームグラウンドであり、藤井七段と師匠の杉本昌隆八段(50)の師弟対決など、数々の名勝負の場にもなってきた。また一般の人も、道場での腕試しや、将棋グッズなどのショッピング、プロが注文する料理に舌鼓を打つ……といった楽しみ方も。(中島高幸)

最も格が高い対局室「御上段の間」で感想戦を行う藤井聡太七段。床の間には、十四世名人から十七世名人が揮毫した掛け軸が飾られている(昨年6月撮影)

 JR大阪環状線の福島駅から北へ3分ほど歩くと、レンガ風の5階建てビルがみえる。昭和56年に完成した関西将棋会館だ。十七世名人の資格を持つ谷川浩司九段(57)ら日本将棋連盟関西本部に所属する棋士約60人の拠点だ。

 一番上の5階には対局室。江戸時代には歴代の将軍が将棋を愛好し、将軍の御前で対局が行われていたことから、いずれの対局室も江戸城本丸の一角をモデルにしている。このうち、最も格が上の部屋が「御(おん)上(じょう)段(だん)の間」だ。床の間には、谷川九段や中原誠十六世名人ら歴代名人が揮(き)毫(ごう)した掛け軸がある。重要な対局や式典などに利用される。

 昨年10月、この対局室で藤井七段が新人王戦決勝三番勝負を戦った。4月18日には、「免状授与式」が行われ、藤井七段の師匠、杉本昌隆八段(50)ら昨年度に昇段した棋士らが参加し、お祝いムードに包まれた。特別な部屋である。

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