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» 2019年05月10日 08時00分 公開

勝負メシグルメも:「関西将棋会館」ってどんなところ? 名勝負の場 (2/3)

[産経新聞]
産経新聞

4階は、「水(み)無(な)瀬(せ)」「錦(きん)旗(き)」と名付けられた和室がある。この部屋は、藤井七段の対局が行われることが多い。昨年3月には、藤井七段と師匠の杉本八段の師弟対決が行われた。

 杉本八段には別の思い出も。「30年以上前の奨励会員だったころ、この部屋で寝泊まりしていました。外の風景もあまり変わらないですね」と懐かしそうに話した。

 同じ4階には「多目的ルーム」があり、一般向けの将棋教室や将棋大会などが行われる。対局中の棋士が昼食や夕食をとる食事部屋としても利用される。

 3階は事務所と、棋士や奨励会員が研究のために使用する棋士室がある。なお3階、4階、5階は残念ながら、関係者以外、立ち入りは不可となっている。

1階のレストランイレブンの名物「バターライス」を手にする川口弘文さん。藤井聡太七段用にマッシュルームは抜き

 一般客が利用できるのは、1、2階。2階は「将棋道場」で、規定の席料を支払えば指し放題。勝敗によって昇級・昇段できる。元日以外の午前10時〜午後8時半に営業している。豊島棋聖や斉藤王座もよく通い、腕を磨いたという。

 平日は年配の男性の利用が目立つが、土日や夏休み、冬休みなどには、子供の姿が多くなる。将棋道場は、大盤解説会の会場としても利用される。

 1階には棋士のグッズを販売する販売店がある(火・木曜定休)。棋士が執筆した本や揮毫した扇子などが販売されている。藤井七段が平成29年に連勝記録を更新中、扇子が販売された際には長い行列ができた。

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