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» 2019年05月14日 06時00分 公開

就活シーズン:ブラック企業を意識する、就活生の姿 (1/2)

6月の選考解禁を控え、就活シーズンが佳境を迎えています。今回は労働環境に敏感といわれる若い世代の企業選びに焦点をあててみましょう。働き方改革がクローズアップされる中、学生の就職先選びも働きやすさを意識したものへと変化しています。

[産経新聞]
産経新聞

 6月の選考解禁を控え、就活シーズンが佳境を迎えています。今回は労働環境に敏感といわれる若い世代の企業選びに焦点をあててみましょう。働き方改革がクローズアップされる中、学生の就職先選びも働きやすさを意識したものへと変化しています。

 当社の調査では、「ブラック企業を気にする」という学生は、今春入社の平成31年卒者で85.6%、現在就活中の令和2年卒者では9割以上(91.1%)に上ります。ブラック企業を警戒しながら就活を進める学生の姿が浮かび上がります。

 「ブラック企業かどうか」を調べた経験を持つのは平成31年卒者の8割以上(82.1%)。調べ方で最も多いのは「クチコミサイト」で、約9割に上ります。「社員や元社員の実際の声が反映されているため、残業時間や不満点がよくわかる」「志望度の高い企業の評判は必ずクチコミサイトで調べた」などの意見が寄せられました。中には「書き込むのはその会社が嫌で退職した人も多いため、うのみにはできない」としながらも、「同じようなクチコミが何件もあるなど、信憑(しんぴょう)性のありそうなものは参考にした」という人も。検索エンジンで社名の後に「ブラック」と入力して調べる方法を取る学生もいます。

 参考にするのは、ネットの情報だけではありません。「社員の様子から察する」が4割超で3位。どんな態度や様子の企業をブラック企業だと感じたかを尋ねると、「社員が疲れている」が最も多く挙がりました。入社後の自分の姿を重ね合わせているのでしょう。面接官の高圧的な態度から、パワハラ体質を疑ったという声もありました。企業も改善の余地がありそうです。

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