なぜあの商品は売れた? 行列研究所が謎に迫る
ニュース
» 2019年05月14日 06時00分 公開

仕事ぶりに迫る:映画のヒット「請負人」、水戸市係長が明かすロケ地の極意 (2/2)

[産経新聞]
産経新聞
前のページへ 1|2       

 当時の同高校長だった石井孝さんは、水戸市内の県立高で教頭を務めていた際、平戸さんの相談に乗る間柄だった。「石井校長がいれば学校全体で撮影を支援してくれると思った」と平戸さんは振り返る。

 その読みは当たり、石井さんは「作品のテーマに共感した。生徒の教育にもつながる」と協力を快諾、夏休み期間中に行われた撮影には生徒たちも参加し、冒頭シーンで流れる音楽は同高の吹奏楽部が演奏した。

 学校を挙げた支援を受けて完成した「カランコエの花」は、上映時間39分という短編作品ながら完成度の高さが評判を呼び、全国各地の映画祭でグランプリを総なめにした。中川駿監督は昨年12月、平戸さんと一緒に参加したトークイベントで「『平戸さんが関わる作品はヒットする』と業界で噂されている」と語り、絶大な信頼を寄せていることを明かした。

 「作品の大小に関係なく、一つ一つの案件に丁寧に対応することが大切」と語る平戸さん。「作る側」も「見る側」も満足させるロケ地探しの仕事はこれからも続いていく。

前のページへ 1|2       

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間