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» 2019年05月15日 06時00分 公開

就活の極意:自分自身をアピールするために、必要な就活力 (2/3)

[産経新聞]
産経新聞

 ここで日本の就職活動について確認していきたいと思います。日本の就職活動は、基本的に大手企業を中心に進んでいきます。そして、日本の大企業の多くが採用しているのがエントリーです。エントリーは、「その企業の選考を受けます」という学生側からの意思表示になります。企業側はこのエントリーを受けて、説明会の案内やエントリーシート提出、テスト受験などの連絡をしていきます。もちろんこの間にも選考から落ちる学生はたくさんいます。それはエントリーシートに記載する「学歴や資格」などの基本情報から落とされるケースです。学歴フィルターというものがこれに当たります。企業側で格付けした順番、欲しい学部のみ選考を通していくのが学歴フィルターになります。内定塾の学生が、「○○さんとA社の説明会予約をしようと一緒に予約画面を見ながらスタンバイしていたが、自分は満席で○○さんは予約ができた」というような話はよく聞きます。学歴フィルターは実際に存在するのです。

 大手企業には、何千人という応募があり、一つ一つ丁寧に確認をして選考することは不可能に近いです。そのためエントリーシートを記載させてフィルターをかけること、またはテストを事前に受けさせてエントリーシートと合わせて評価することで、かなりの人数を絞り込んでから面接を開始する企業が多くみられます。

 記載するエントリーシートには、「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」など400文字程度の簡単な文章を記載するように指示されることが多くあります。内定塾の学生からもよく質問を受けるのが、「エントリーシートの文章まで評価としてみられているのか」ということです。

 これは企業によって異なると考えられます。まず上述したように、学歴やテストでかなり絞り込むことがあります。人物を重視するのであれば、学歴などの評価基準を下げて、選考を進めて面接を行うことで評価していく場合もあります。そのため、提出するエントリーシートに記載する文章は、初回の選考評価に入っていない可能性がありますが、適当な文章で出してしまうと面接で痛い目に合ってしまうことになります。

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