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» 2019年05月23日 06時00分 公開

副業:逆風の紳士服 はるやまの勝負手は (2/2)

[産経新聞]
産経新聞
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ネカフェや教育も

 サイドビジネスに力を入れるのは、同業他社でも同様だ。

 業界2位のAOKIホールディングス(横浜市)の業績を押し上げるのは、まんが喫茶、ネットカフェの複合カフェ施設「快活CLUB」。平成20(2008)年に完全子会社化したヴァリック(横浜市)が運営。全国に368店舗(今年3月末)を展開する業界最大手に成長した。

 31年3月期、スーツを中心とした「ファッション事業」の営業利益は前年同期比15.3%減の72億円。上半期だけでみると15億円の赤字だった。一方、快活CLUBの「複合カフェ事業」は前期比4.2%増の21億円。上半期は17億円で、ちょうどスーツの赤字をネットカフェが補う形となっていた。

photo 紳士服大手は4社とも減収減益に

 広報担当者は「ファッション事業は今までのような拡大は見込めない。新しいエンターテインメントの業態に注力して伸ばしたい」と話す。

 このほか3位のコナカ(横浜市)もフードビジネス、教育ビジネスで今期増収。「洋服の青山」を手がける1位の青山商事(広島県福山市)も、企業買収を通じて27年に靴やかばんの補修事業に参入。31年3月期は赤字だったが、今期に黒字転換する見通しだ。

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