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» 2019年05月28日 08時00分 公開

来襲:高機能・低価格アパレルはどうなる? ワークマンVS. デカトロン (1/3)

作業服チェーンのワークマンの業績が好調だ。今月8日に発表した平成31(2019)年3月期決算では、チェーン全店の売上高が930億円に上り、前期比で16.7%増えた。昨年9月に立ち上げた新型店の「ワークマンプラス」の人気が沸騰し、これまで建設作業員が中心だった顧客層が女性客などにも拡大。低価格・高機能を売りにしたアウトドアやスポーツ系のアパレルで勢いに乗っている。

[産経新聞]
産経新聞

 作業服チェーンのワークマンの業績が好調だ。今月8日に発表した平成31(2019)年3月期決算では、チェーン全店の売上高が930億円に上り、前期比で16.7%増えた。昨年9月に立ち上げた新型店の「ワークマンプラス」の人気が沸騰し、これまで建設作業員が中心だった顧客層が女性客などにも拡大。低価格・高機能を売りにしたアウトドアやスポーツ系のアパレルで勢いに乗っている。

 4月下旬、兵庫県西宮市の「ワークマンプラスららぽーと甲子園店」は、平日にもかかわらず多くの買い物客でにぎわっていた。西日本の旗艦店で、3月末時点で全国に19店あるワークマンプラスの中でトップの売り上げを誇るという。

 夏に向けて一段と人気が出そうなのが「冷感リフレクティブ ショルダー半袖Tシャツ」(580円)。建設現場の作業服を製造していたメーカーらしく、ライトを浴びると光る反射材をTシャツに付け、夜間にランニングや散歩をする人の購入を見込む。「ファイングリップシューズ」(1900円)は滑りにくい靴底を採用。道でつまずいたり、転んだりすることを避けたい妊娠中の女性の購入が目立つという。

 伸縮性が高く、登山にも耐える「クライミングパンツ」(男女とも1900円)は、同店だけですでに2千本以上が売れた。

photo 3月にオープンした「ワークマンプラスららぽーと甲子園店」。西日本の旗艦店で、全国一の売り上げを誇っている=4月26日午前、兵庫県西宮市

 ワークマンプラスは、普段着にも使えるプライベートブランド(PB)の衣料品を中心に販売している。PB商品は軽量性や防水性など作業服づくりのノウハウを生かした機能を備える一方、価格はスポーツメーカーの3分の1程度だ。店内は5千円以下の商品が大半で、これが作業服とは無縁だった一般客の支持につながった。

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