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» 2019年06月18日 06時00分 公開

新スタイル:楽天生命パーク、球場内キャッシュレス化に賛否両論 (1/2)

東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」では今シーズンから、球場内での物販購入の際にクレジットカードや決済アプリなどを通じたキャッシュレスでの会計が導入されている。「小銭を出す手間が省ける」といった意見がある一方、「現金が使えるようになった方がいい」といった意見も出るなど、賛否両論がわき起こっている。

[産経新聞]
産経新聞

 プロ野球パ・リーグ、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」(仙台市宮城野区)では今シーズンから、球場内での物販購入の際にクレジットカードや決済アプリなどを通じたキャッシュレスでの会計が導入されている。原則、現金は使えない。若い世代のファンからは「小銭を出す手間が省ける」といった意見がある一方、中高年のファンからは「現金が使えるようになった方がいい」といった意見も出るなど、賛否両論がわき起こっている。(塔野岡剛)

ロッカーにも導入へ

 球団ではキャッシュレスの便利さを多くの人に体験してもらおうと、今季から球場内での会計を全面的にキャッシュレス化した。球場ではクレジットカード、スマートフォンの決済アプリ「楽天ペイ」、電子マネー「楽天Edy(エディ)」、買い物などでたまった「楽天スーパーポイント」を使って買い物をすることができる。

 自動販売機に限り、熱中症防止の観点から現金との併用で可能だが、28日からはコインロッカーでもキャッシュレス対応を導入するという。親会社が日本を代表するIT企業とあって、球団でも“スマート・スタジアム”に向けたさまざまな取り組みが進んでいる。

photo 完全キャッシュレス化となった球場内の売店。カードリーダーなどが設置され、観客はクレジットカードや楽天ペイを使って「球場メシ」を購入していた=14日、仙台市宮城野区(塔野岡剛撮影)

 キャッシュレスでの会計をスムーズに利用してもらうため、球場の敷地内には球団スタッフがサポートするキャッシュレスデスクを5カ所設置。Edyカードの販売も行っている。

 また、同所では観戦チケットを持参した中学生以下の観客を対象に、無料でEdyカードを配布。図柄も選手や球団のキャラクターがデザインされている。球団担当者は「(キャッシュレス化で)大きな混乱もなく、スムーズに行われている」と手応えを口にする。

 記者も5月中旬、楽天生命パークで行われた公式戦に足を運び、キャッシュレスを体験した。飲み物を購入しようと売店で楽天ペイを開き、バーコードが表示されたスマートフォンを店員に見せると、あっという間に会計が完了。行列の待ち時間の緩和に威力を発揮するだろうと痛感した。

photo Edyのチャージ機が球場コンコース内に設置され、観客はチャージのために機械前に並んでいた=14日、仙台市宮城野区(塔野岡剛撮影)
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