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» 2019年06月27日 06時00分 公開

シェア争い:東京五輪の報道カメラ、白黒対決に“シマウマ”参入か (1/3)

2020年東京五輪・パラリンピックの開幕まであと1年余り。各競技での代表争いは熱を帯びてきているが、五輪のたびに注目を集める報道カメラのシェア争いも徐々に盛り上がりをみせている。

[産経新聞]
産経新聞

 2020年東京五輪・パラリンピックの開幕まであと1年余り。各競技での代表争いは熱を帯びてきているが、五輪のたびに注目を集める報道カメラのシェア争いも徐々に盛り上がりをみせている。望遠レンズの外装の色から“白黒対決”とも呼ばれる二大巨頭キヤノン・ニコンの戦いに、今回は白黒の“シマウマ”カラーが基調の望遠レンズを投入するミラーレス一眼の雄ソニーが割って入ろうとしており、こちらの動向も目が離せない。

 夏冬の五輪は全世界にテレビ中継されるため、テレビに映るプロカメラマンの報道カメラは宣伝効果が非常に大きい。各メーカーもプロカメラマンに採用されるよう五輪に合わせフラッグシップモデルを投入し、決定的なシャッターチャンスを狙うプロカメラマンの高い要求に応えてきた。

photo 陸上競技100mのゴールで世界最速の男を狙う世界中のカメラマンたち

 五輪のカメラマン席を二分するのが“白”のキヤノンと“黒”のニコンだ。“白黒対決”の歴史は古く、昭和39年の東京五輪でフィルム一眼レフ「ニコンF」がカメラマン席を席巻したニコンに対し、後発のキヤノンが1980年代に入り頭角を現し、じわじわとニコンのシェアを侵食。両社のシェアは拮抗するまでに至ったが、決定的な変化が生じたのが平成16年のデジタル一眼レフの使用が本格化したアテネ五輪だった。デジタル一眼レフ「EOS−1D MarkII」の導入でキヤノンがニコンを圧倒したのだ。その後、ニコンも盛り返してきてはいるものの、業界関係者によると、直近のシェアは6対4から7対3くらいでキヤノンがリードしているという。

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