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» 2019年07月01日 06時00分 公開

21年度を境に反転:売れ筋はサプライズトイ、玩具市場「女児」で復調 (1/3)

国内の玩具市場が、復調基調にある。市場規模は平成13年度から減少基調だったが、21年度を境に反転。30年度は女児向け玩具で、海外発の新ジャンル「サプライズトイ」が“誕生”したこともあり、前年度比5%増の8398億円だった。

[産経新聞]
産経新聞

 少子化の影響で市場の縮小が避けられないとみられていた国内の玩具市場が、復調基調にある。市場規模は平成13年度から減少基調だったが、21年度を境に反転。30年度は女児向け玩具で、海外発の新ジャンル「サプライズトイ」が“誕生”したこともあり、前年度比5%増の8398億円(メーカー希望小売価格ベース)だった。

 国内玩具メーカーなどが加盟する日本玩具協会(東京都墨田区)は、13年度から玩具市場調査を発表している。それによると、13年度から30年度までの間に、0歳〜15歳未満の子供人口は15.6%減少して1542万人になっており、おもちゃのターゲット層は確実に減っている。

 市場が伸長している要因の一端を担ったのが、着せ替え人形や女児ホビー、アクセサリーや女児化粧品を含めた「女児向け玩具」の拡大だ。30年度の市場規模は、前年比14.2%増の708億円と成長株に育った。特に、「パッケージを開けて、幾つかの手順を踏まないと中身が分からない」という特徴から、「サプライズトイ」と呼ばれた商品は、30年度に約85億円を売り上げた。

photo 東京おもちゃショー2019に展示された、タカラトミーの「L.O.L.サプライズ!」シリーズ最新作。髪型を自由にアレンジでき、自分なりの写真映えが楽しめる=6月14日、東京ビッグサイト
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