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» 2019年08月01日 06時00分 公開

寄生虫なし、生食できるお嬢サバ JR西日本が養殖 (1/2)

JR西日本が沿線の漁協や企業と共同で養殖しているサバ、カキ、ヒラメなどの水産物が、じわり人気を集めている。陸上養殖で水質を厳格に管理するため寄生虫がつきにくく、生で食べられることが特徴だ。

[産経新聞]
産経新聞

 JR西日本が沿線の漁協や企業と共同で養殖しているサバ、カキ、ヒラメなどの水産物が、じわり人気を集めている。陸上養殖で水質を厳格に管理するため寄生虫がつきにくく、生で食べられることが特徴だ。「お嬢サバ」「とれ海老やん」などだじゃれのようなユニークな名称も話題を呼び、外食店などの取引先が100件を突破。海外からも引き合いがあるという。同社は沿線の水産業活性化につなげたいと意気込んでいる。 (黒川信雄)

とれえびやん…ダジャレで攻める

 JR西は平成27(2015)年に鳥取県と共同でマサバの試験養殖・販売を始め、平成29年からお嬢サバの養殖を本格的に開始した。名称は手塩をかけた“箱入り娘”のイメージで決めたという。

 通常、海洋で取れたサバはアニサキスなどの寄生虫がいる恐れがあるが、お嬢サバは濾過(ろか)された地下海水を使い、陸上で水質を管理して育成する。このため寄生虫のリスクが大幅に低減し、切り身をはじめ、しらこ(精巣)、真子(まこ)(卵)なども生食が可能になった。

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 その後、同県で「白雪ひらめ」、広島県で「とれ海老やん」「オイスターぼんぼん」、富山県で「べっ嬪(ぴん)さくらます うらら」、山口県で「大吟雅(だいぎんが)とらふく」の陸上養殖を展開。JR西系列のホテルをはじめ、関西各地のすし店、居酒屋などで提供されている。さらに、調理した加工食品を駅構内などで販売し始めた。

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