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» 2019年08月01日 06時00分 公開

激化する「ペイ戦争」勝算は? 各社は軒並み巨額赤字 (1/2)

スマートフォンによるキャッシュレス決済の覇権争いをめぐり、激化する「ペイ戦争」。巨額なポイント還元や加盟店拡大などの投資がかさみ、運営会社は軒並み100億円を超す巨額赤字を計上した。消耗戦に勝算はあるのか。

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 スマートフォンによるキャッシュレス決済の覇権争いをめぐり、激化する「ペイ戦争」。巨額なポイント還元や加盟店拡大などの投資がかさみ、運営会社は軒並み100億円を超す巨額赤字を計上した。消耗戦に勝算はあるのか。

 昨年末の「100億円あげちゃうキャンペーン」が大きな反響を呼んだ「PayPay(ペイペイ)」。巨額還元競争の火付け役となったが、同社に出資するヤフーの有価証券報告書によると、2019年3月期連結決算で売上収益が6億円弱で、最終損益は実に約367億円の赤字だった。

 「LINE(ライン)ペイ」を運営するLINEの19年6月中間連結決算は、266億円の最終赤字に転落した。ペイペイに対抗して「300億円祭」「超Payトク祭」など次々と新しいキャンペーンを打ち出したことで、販売促進費が前年同期より120億円膨らんだ。

 「メルペイ」を展開するフリマアプリのメルカリは、19年6月期連結決算が137億円の最終赤字になる見通しだと発表した。メルペイの販売促進費用やエンジニアらの人件費が大きく響いたかたちだ。

 各社のシェア争いについて、雑誌『経済界』編集局長の関慎夫氏は「ペイペイに象徴されるように、IT系企業にはシェアを取ることが勝つための絶対条件だという呪縛のようなものがある」と指摘する。

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