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» 2019年08月05日 06時00分 公開

変わる日本人の仕事観 背景には正社員の「不自由さ」 (1/3)

正社員となって終身雇用で会社に勤めることが理想とされた日本人の仕事観が、変化し始めている。背景の一つが正社員としての雇用にまつわる不自由さ。異動や転勤などで生活が大きく左右される正社員ではなく、より自由な働き方を選ぶ志向も強まっている。

[産経新聞]
産経新聞

 正社員となって終身雇用で会社に勤めることが理想とされた日本人の仕事観が、変化し始めている。背景の一つが正社員としての雇用にまつわる不自由さ。異動や転勤などで生活が大きく左右される正社員ではなく、より自由な働き方を選ぶ志向も強まっている。また、国際競争にさらされる企業の側も、終身雇用の維持が難しくなっていると指摘する。ただし、正社員に代表される日本型雇用は日本企業の強みでもあり、働き手にとっても正社員の安定性は魅力。多様かつ不安のない働き方の実現のための仕組みが求められている。

 「自分で仕事を選んでいるという気持ちが時代にマッチしているのでは」

 インターネットサービス開発などの仕事をプログラマーなどフリーランスのIT人材に紹介する事業を手掛ける「レバテック」(東京都渋谷区)ITソリューション事業部の三井賢太事業部長はこう話す。

photo 金融庁が入る中央合同庁舎第7号館

 レバテックは自社に登録するIT人材に、企業から寄せられたサービス開発などの案件を紹介。企業との委託契約を成立させている。IT人材の側は賃金などの条件を考慮しながら自分が挑戦してみたい案件を選ぶなど、キャリアアップを見据えた柔軟な働き方が可能だ。現在の登録者数は数千人。平成17年のサービス開始以来の累計では10万人にのぼる。

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