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» 2019年09月27日 15時12分 公開

米国産牛肉関税引き下げ 牛丼への影響は?

 日米貿易協定の締結で、米国産牛肉の関税引き下げが決まった。米国産牛肉への依存度が高い牛丼チェーン大手各社は、現時点での牛丼価格の関税引き下げ分の反映には慎重な姿勢を示した。

[産経新聞]
産経新聞

 日米貿易協定の締結で、米国産牛肉の関税引き下げが決まった。米国産牛肉への依存度が高い牛丼チェーン大手各社は、現時点での牛丼価格の関税引き下げ分の反映には慎重な姿勢を示した。

photo 牛丼チェーン店のすき家=東京都千代田区(桐山弘太撮影)

 10月1日からの消費税率引き上げと持ち帰り食品への軽減税率の導入で客足が遠のきかねない状況下での朗報に、牛丼チェーンの「吉野家」、「すき家」、「松屋」は「中長期的にはプラス」と歓迎する。ただ、牛丼が関税引き下げ分だけ下がる見通しについては「今後の展開次第」と言う。

 各社が調達する牛肉はショートプレートと呼ばれる部位だ。「この部位は値動きが激しく、前月比2倍になったり2分の1になったりする。関税が下がっても調達費用も即座に下がるとはかぎらない」(関係者)。

 1年分をまとめて買い付けるという吉野家も「米国産牛肉が安くなるとの期待から需要が高まり、かえって価格が値上がりするかもしれない。楽観視はできない」と話している。

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