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» 2019年10月03日 16時12分 公開

スマホ映像110番、初動に効果 兵庫県警

 兵庫県警は、事故や火災現場の様子を110番の通報者にスマートフォンのビデオ通話で撮影してもらい、警察が現場の状況をライブ中継で把握できる通報システム「Live110(ライブ・イチ・イチ・マル)(仮称)」の実証実験を終えた。約3週間におよぶ実験の結果、警察官の臨場前に事故の様子などを詳しく把握することができ、的確な人員配置など迅速な初動につながると判断。来春からの本格導入を前向きに検討している。

[産経新聞]
産経新聞

 兵庫県警は、事故や火災現場の様子を110番の通報者にスマートフォンのビデオ通話で撮影してもらい、警察が現場の状況をライブ中継で把握できる通報システム「Live110(ライブ・イチ・イチ・マル)(仮称)」の実証実験を終えた。約3週間におよぶ実験の結果、警察官の臨場前に事故の様子などを詳しく把握することができ、的確な人員配置など迅速な初動につながると判断。来春からの本格導入を前向きに検討している。

 ライブ110は、神戸市の通信システム会社「ドーン」が開発。警察が110番通報を受けて緊急性などがあると判断した場合、通報者のスマホで現場を撮影してもらい、リアルタイムで映像を送ってもらう仕組み。音声だけでの説明では把握しにくい現場の状況も、映像を通すことで警察側がより詳しく正確な情報を得ることができる。県警によると、映像の110番通報システムは全国で初めてという。

 県警は8月20日〜9月10日に実証実験を実施。事故や救命事案など計24件の通報でシステムを使用した。乗用車が横転した事故や強風でマンションのフェンスが倒壊した事案では、交通規制の必要性や火災の有無をいち早く確認することができたという。

 県警通信指令課はシステムについて、「通報の段階から現場を詳しく知ることができ、迅速な初動につながった」と評価。農村など現場臨場に時間がかかる地域での有効性にも着目している。

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