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» 2019年10月12日 10時18分 公開

サンマ不漁で定食チェーン悲鳴! 大戸屋、やよい軒は販売なし (1/2)

秋の味覚として欠かせないサンマが記録的な不漁となり、スーパーでも昨年の約2倍の店頭価格で売られている。定食チェーンも大きなあおりを受けており、冷凍で対応する店舗や提供を見合わせる店舗などさまざまだ。「サンマ定食」はどうなるのか。

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 秋の味覚として欠かせないサンマが記録的な不漁となり、スーパーでも昨年の約2倍の店頭価格で売られている。定食チェーンも大きなあおりを受けており、冷凍で対応する店舗や提供を見合わせる店舗などさまざまだ。「サンマ定食」はどうなるのか。

 サンマの水揚げ量日本一の北海道根室市の花咲港では、初水揚げとなった8月22日、昨年の約1割の水揚げ量にとどまった。一般社団法人漁業情報サービスセンターによると、9月末までの漁獲量は4594トンで、昨年比13%程度だ。

 宮城県女川町の女川漁港では、今年の漁が始まった8月下旬からサンマが1匹も揚がらない異常事態が続いた。ようやく10月5日に1隻(57トン分)の初水揚げが決まったが、過去30年間で最も遅い。

 都内の大手スーパーでも店頭価格は2尾400円前後と昨年の約2倍で販売されている。

 水温の変化や海外船による漁獲が原因とされるサンマの不漁は、定食チェーンも直撃している。

 「大戸屋ごはん処」は、期間限定の「生さんまの炭火焼き定食」を9月初旬から始める予定だったが、今年は販売できずにいる。

 運営する大戸屋ホールディングスは、根室市花咲港の生サンマを全国に提供する方針を貫いており、冷凍サンマは提供していない。「お客さまのご期待だけには応えたいため、大変残念ではあるが、販売が叶わない」と広報担当者は嘆く。

 「旬の時期はあと1カ月程度で、難しいかもしれないが望みは捨てていない」と話し、漁獲高の推移を見守りたいのだという。

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